新町ヨガ部

                ~HAPPY&ENJOY~~

1月は初心にかえって~土台である足を整える~

1月のレッスンテーマは「足」です。
新町ヨガ部、船場ヨガ部のやさしいヨガ、そして産後ママヨガも
「土台である足」に着目していきます。
年初めということで、まず初心に帰ってみてもらいたいと思います。
「老化は足から」という言葉を聞いたことありませんか?
立つ・歩く・走るなどの基本動作は足から始まっています。
わたしたちが動くためにかかせない、
死ぬまでこのカラダを動かす上で重要な部分ですが、
建物でいえば土台です。
それだけではなく、
足は血液(リンパ・老廃物)を心臓に押しあげる働きも
しています。
また足と脳には深い関係があります。
それはもともと、足を使うことが、人間の発達の基本になっているからです。
こどもにとって「運動」というと
ハイハイから始まり、つかまり立ち、
二本足で歩く、跳ぶ、走ると続いていきます。
こういった一連の動きは、脳の中枢神経系を通ります。
だから、足を使うことは子どもにとっては神経系の発達に必要なのです。
年を取ったら、認知症の予防になります。
家も土台がグラグラしていれば、
上に立つすべてのものが不安定になってしまいます。
足の問題はその上に乗る、骨盤、背骨などに影響を与えます。
しっかりとした正しい土台を作ったうえで、
日常生活や寒さでコリ固まった体がらくになるよう
体のメンテナスをしていきましょう!

ターダアサナ(山のポーズ)

 

ヨガの基本の立ち姿勢であるターダアサナ。
ターダアサナ=サマスティティともよばれます。
ターダとは「山」。
サマとは「直立」「不動」を意味します。
スティティとは「不動の姿勢」「堅固」を意味します。
したがって、ターダアサナは、しっかりと山のように立つポーズなのです。
立ちポーズを行うときは、このポーズで始まり、このポーズで終わります。
ターダアサナは床ににしっかりと体を安定させ、
床に垂直になるようにまっすぐ上に立ちます。

姿勢を正して立つことで、堅固さ、静けさ、安定の感覚が養われます。
ふだん、わたしたちは正しい姿勢に注意を払うことは少ないです。
片方だけに体重をかけてる人、あるいは片方の足が曲がっている、
体重をかかとだけにかけている人、
あるいは足の外側だけ、内側だけにかけている人もいます。
これは、靴のどこがすり減っているかによって観察することができます。
まちがった立ち方でいると、身体にゆがみが生じ、脊椎の弾力性が失われます。

ヨガでは骨格が正しい位置にある状態で筋肉を正しく動かすことで、
ポーズの効果を得ることができます。
ただ立っている簡単そうにみえるポーズですが、以外とむずかしいですよね。

でも基本中の基本!

バランスよく立つという感覚を身につけ、
正しく呼吸することを学んでいきましょう!

まずは今月のテーマである、
足という土台から!

ターダアサナ その2

 

ただ立っているように見えるかもしれませんが、
ターダアサナには、しっかりとした効果があるのです。
歪みがある姿勢で生活していると、
その結果、お尻がたるみ、お腹が出て、背骨にさらに負担が生じるため、
心身ともに疲れてしまいます。

正しいターダアサナで立つということはその逆で、
お尻が引き締まり、お腹が引っ込み、胸を張ることができるため、
筋力強化と姿勢を整える効果が期待されます。

そして、身体は軽くなり、頭も敏活になります。
 
意外と、ターダアサナは腹筋を使う、バランスのポーズでもあるのです。

レッスンでターダアサナを長~くキープすることは少ないですが、
例えば1分ぐらい正しいターダアサナを自分で行ってみてください。
以外と難しくキツイかもしれませんね☆

立ち方と土踏まず

私のクラスでは、
いつも(うるさく?)、土踏まずを引き上げて立つことを言っています。
まず土台である足を整えていくということで、
ターダアサナで立つときは、ただ立っているだけではなく、
足裏の四隅(親指の下、小指の下、かかとの内側、かかとの外側)で地面を
強く押して、土踏まずをひき上げます。
タダアサナだけでなく、他の立ちポーズもこの立つ足の使い方は同じです。
今月は三角のポーズや英雄のポーズ1などでも土踏まずを引き上げたまま、
ポーズへ入っていく練習をしているのですが、
皆さん、足つりそう~と言いながらも(笑)、この練習でやっていくと
いつもよりポーズが安定していたり、しっかりと体が動かせていたりしています!
やはり土台作りは重要ですね!
足裏を地面に着けた時に土踏まずのアーチはできますか?
このアーチがしっかり作られる事は
立ち姿勢を安定させ、腹筋などを引き上げ強くする事にも繋がります。
そして産後ママにも重要な「骨盤底筋」を引き上げる、
引き締めることにも繋がるのです。
土踏まずのアーチの深さ=骨盤底筋の弾力
これは、私も最近知り、実感しました。
妊娠中、産後は体重負荷によってアーチが埋まり
扁平足になりやすかったりします。
もちろんそれ以外の方も普段の歩き方のクセなどで起こります。
土踏まずのアーチを作る運動は、つま先立ちで立ったり、
足の指をグーパーしたり動かすだけでも鍛えられるので、
ぜひ普段から行ってくださいね(*^^*)