新町ヨガ部

                ~HAPPY&ENJOY~~

腹横筋

 

「腹横筋」は腹筋群の中では最も深層に位置する
筋肉(インナーマッスル)で
その線維は横向きに走行しており、
腹部の内臓をぐるりと取り巻くような構造になっています。

 

いわば天然のコルセットのような役割!
ベルトをぎゅっと引きしぼるような形で、
腹圧をグッと高めるときに働きます。

簡単にいうと、お腹をぎゅっと引っ込めるときに収縮している筋肉です。

 

「腹横筋」日常生活での効果

★腰の安定性が高まる(コルセットの役割!)
★体幹(胴体)全体の姿勢を安定させる
★せき、くしゃみがしっかりとできる
(くしゃみでぎっくり腰になる人いるよね。これも関係性あるかも)
★排便や分娩時に腹圧を高めて出やすくする
★ぽっこりお腹を引き締める

 
 

体幹とは?

「体幹トレーニング」って言葉、よく耳にしますよね。
そもそも体幹とは、どこを指すの?と
思っている人もいるのはないでしょうか?
 

体幹とは、広い意味では胴体のことで、頭や手足を抜いた部分です。
これには背中や腰回り、お尻も含まれます。

狭い意味で胴体のインナーマッスル(深層筋)のことを指す場合の
「体幹」は
「腹腔」(ふくこう・ふっこう)という部分です

腹腔を解剖的に説明すると、


1.横隔膜
肺の下にある筋肉で、呼吸とともに動きます。
2.腹横筋
背骨からつながりお腹をぐるっと回っている筋肉
3.多裂筋
背骨を支えている筋肉で、骨盤底筋とも連動とも密接に関わっています。
4.骨盤底筋群
骨盤や内臓を支え、排泄などにも関わります。
この4つで、イメージとしては内臓を包んでいる身体の奥深くにある筋肉です。

また、この部分にかかる圧力を「腹圧」と言い、
腹腔内の圧力で排便・排尿を助けるほか、
女性の出産の際の原動力にもなります。

体幹を鍛えると体全体が引き締まって、
美しいボディラインを手に入れることが出来ますし、
姿勢が整ってくるので、見た目年齢も若々しくなりますね。

体幹の説明にあったように、体幹に腹筋も含まれるのですが、

腹筋は大きく分けると、3つ。
・腹直筋(身体を縮める縦方向の動き)
・腹横筋(ひねりや横方向の動きを生み出す)
・腹斜筋(コルセットのように内臓を収納する役割)
です。

体型を整えるだけでなく、姿勢を正し、体のトラブルを避けるためにも、
体幹&腹筋を鍛えましょう!!