新町ヨガ部

                ~HAPPY&ENJOY~~

雨の日と自律神経の関係

 

雨の日に「身体がだるい」「眠たい」「なんだか、元気がでない」
といったことはありませんか?
偏頭痛が起こる方もおられますね。

これには自律神経が関係しているのでしょうか。。
 
自律神経には
「交感神経優位」の状態と「副交感神経優位」の状態とがあります。
 
天気が晴天で高気圧の時は、
人間は自分では制御できない部分の所で「交感神経優位」となり、
・血圧、血糖、心拍上昇
・精神の興奮、高揚、不眠、意欲の向上
・分泌、排泄機能低下、痛みの鈍化
主には以上の「エネルギー活性化・活動状態」になります。
快晴でスカっとした天気なら、元気全快になりますよね
 
それに対して曇りや雨の低気圧時は「副交感神経優位」となり、
・血圧、血糖、心拍低下
・疲労感が出やすい、意欲低下
・分泌、排泄機能活性化、
・食欲増加、消化吸収促進
・心身のリラックス状態
以上のような「エネルギー蓄積」に向いた状態となります。
全身の循環不良を起こし、肩こり・腰痛や体調不良の一因になります。
曇り・・・見ただけで元気無くなって引き篭もりたくなる気分ですね。。
 
雨の日には身体をリラックスさせる副交感神経が優位になるので、
身体がだるくなったり、眠たかったりするのです。
 
しかし、何でもかんでも低気圧(副交感神経優位)が悪い、
というわけではなく、
低気圧が全身の循環不良を呼ぶのなら、
気圧の低い日に循環機能を上げてやればいいのです。
ネガティブに考えず、ポジティブになりましょ!

この身体の仕組みを知ると、雨の日に身体がだるくても、
『今日は、身体のリラックスの日』と捉え、身体のだるさも、眠さも、
心地よく思えるようになると思います。
 
また、雨の日こそヨガで軽い運動やストレッチをしてあげるのがおすすめです。
そうすることで、副交感神経と拮抗して働く交感神経が刺激されるので、
自律神経のバランスが整いやすくなります。
 
交感神経は身体を元気にさせたり、やる気を起こさせたりする働きがあります。
 
 
■雨音にはリラックス効果が
実は、雨音にはリラックス効果があります。
雨音を聞くと、リラックスするときに見られる脳波の一種、α波が出るのです。
「雨はいやだな~」と思ってばかりではなく、雨音に耳を傾けてみてください。
 
■雨の日はスペシャルケアを
雨の日は紫外線量も晴れの日と比べると少なく、湿度も高いので肌が乾燥しにくいです。
保湿してくれるのはいいことですね。
 
■自分磨きの時間に
「外出できなくて最悪」とか、「雨ばっかりでつまらない」と思ってばかりいると、
美しさは損なわれていきます。
ポジティブに捉えて、小さなストレスを溜めないことも
美人になるコツなのです。

雨の日の美人になる過ごし方をしてみてくださいね!
憂鬱な気持ちは考え方次第で変わります☆