新町ヨガ部

                ~HAPPY&ENJOY~~

胸式呼吸

ヨガのポーズや瞑想時、目的や流派によってヨガの呼吸法は異なります。
ヨガで最も多用される「腹式呼吸」は腹で行う、とか横隔膜を上下させる…、
などの表現で説明されます。
腹式呼吸は、吐く息に重点を置き、
副交感神経を刺激することで深いリラックス効果など
様々な効果が得られる呼吸法です。
一方で胸を意識して行う呼吸法に「胸式呼吸法」と呼ばれる方法があります。
胸で行う…、胸郭を拡げる…、などの表現で説明されます。
胸式呼吸法は、吸う息にも重点を置きます。
人間は息を吸う際には、交感神経が刺激されます。
交感神経は覚醒/活動を司る神経で、身体や頭の覚醒(スッキリする)、
エネルギーの消費(ダイエット)などの効果が期待できます。

<胸式呼吸法の行い方>

胸式呼吸法は胸を意識して、
大きく胸郭を広げるようにして息を吸う呼吸法です。
・背筋を伸ばし楽な姿勢でリラックスして座る。
・胸郭(肋骨で囲まれた部位)を拡げるようにして鼻から息を吸う。
その際に、お腹が膨らまないよう注意する
 (少しお腹を引っ込めるイメージでも構いません)。
・息を十分に吸い胸が膨らんだら、自然に息を吐き胸をしぼませます。
(その際もお腹は引き締めたままにする)
(心身が覚醒するので寝る前などは避けた方が無難でしょう)
リラックスするには、腹式呼吸が良いですが、
立位のポーズや後屈系、バランス系のポーズなどは胸式呼吸がよいのです。
(初心者はまず息を止めないことを意識してね)
胸式呼吸のポイントは
吸う時にお腹が膨らまないようにする為
肛門を締めて呼吸を行うとしっかりと胸に呼吸が入ります。
胸式呼吸を行っている間、
下腹に力を入れている状態になり
自然とインナーマッスルがつかわれるので、
同時に軸がつくられ、脚が安定しますよ。
ポーズをとりながら、すこしづつ呼吸にも意識を向けていきましょう~!