新町ヨガ部

                ~HAPPY&ENJOY~~

秋の養生食・肺を潤しましょう

秋のテーマ「肺」ですが、
肺は、呼吸を通して唯一空気に触れる臓器です。

乾燥した空気を直接受け止め、
肺に通じている鼻やのどを痛めないためには、
肺を潤すことが何より必要です。
ヨガや呼吸法で肺の強化、そして食べ物で肺を潤しましょう!

●食べ物で改善する秋の養生法
「医食同源」という言葉がありますよね。
季節の旬の食べ物が、
症状を緩和したり、予防するパワーがあります。
秋の乾燥を予防する食べ物を取り入れるようにしてみてください。

・梨やブドウ
不足しがちなビタミン類が豊富に
含まれているだけでなく、肺を潤してくれる食べ物です。

・水分不足を補う食べ物
百合根、ギンナン、サトイモや長イモ、
松の実、クルミ、豚肉、白キクラゲ、イカ、ハマグリなど

・肌荒れや冷え症などの症状がある人は補血作用のある食べ物を!
ひじきやアサリ、カキやイワシなどの魚介類、鶏肉や羊肉、
黒豆、枸杞の実、ニラなど

ヨガ部でお淹れしてるハーブティの一つ、ハイビスカスも
肺を潤す食材です。

秋のうちに必要な栄養を取っておくことが、
冬の寒さに備えることにもなります☆

内転筋と歩き方

内転筋とは、太ももの内側にある筋肉のことです。

脚を閉じるときに使われる筋肉ですが、骨盤を支えている大切な筋肉です。

ヨガやトレーニングで鍛えることも大事ですが、
やはり普段の生活で意識することも重要!

歩き方だけでヒップアップすることができます。
逆に歩き方が悪いとお尻のコリを招いたりします。

【歩き方での意識のポイント】

・足の「親指」に軽く力を入れて歩く
・踏み出したとき、後脚の「内側」が伸びていることを意識する
・一直線で歩くようにする

まずはこの3つを意識して歩いてみてください☆

指ヨガ☆手の指硬くありませんか?

最近、手の指が硬くなるな~と感じて、
手の指ストレッチをしたり、揉んだりしています。
ヨガ部でレッスンしていると、
以外に手の指のことを気にしない方が多いです。
逆に日ごろから、手の指をストレッチして触ったり観察しないと
硬くなっていることに気づかないかもしれませんね。
足にはたくさんのツボがあることはよく知られているかと思いますが、
同様に手も全身と深く関連しています。
昔から東洋医学では、「手・足・耳というひとまとまりの
場所(部分)に全身(全体)の情報がある」
と言われているそうです。
こちらの本で手と体の関係性やセルフケアしてみて研究しています。
また、私の愛読書
沖正弘さん著書の「ヨガの喜び」より

【手や腕の疲れ】
手は脳や内臓と密接な関係を持っている。
指が曲がっていたり、硬かったり、
あるいは冷たかったりしたら、その指に関係した
神経や内臓の異常が生じていることの信号である。
A. 右手、右腕が疲れたら、左手、左腕を動かす。
左右のバランスをとるわけだが、
これは疲れた腕をもみほぐすよりも数倍効く。
反対動作ををすることによって全身のかたより、ひずみがとれ
部分的疲労をつらすことができる。
また、右手を使うときは左手の力をぬく。
B. 仕事や勉強をするとき、手や肩から余計な力をぬく。
手の硬直と脳の緊張は正比例する。
私がレッスン行うとき、下向き犬のポーズでもまず、手の向きがまっすぐになっているか、
手のひらや指がしっかり開いているかをみます。
手の指が開きにくい方、指がまっすぐ伸ばせない方、
指が曲がっている方、色々いらっしゃいます。
なのでレッスンでは腕、指1本1本までしっかりのばしていきますよ!
それにしても年齢とともに、指も硬くなりやすいのですかね~。

2月の身体

寒さはまだ厳しいですが、2月4日は立春、暦の上では春です。
春の兆しが始まっています。
人間の身体の骨格は、四季に合わせて変化していきます。
1月に後頭骨が開き、2月に肩甲骨が開き、3月に骨盤が開いていきます。
これが、春の身体に向けての骨格の変動です。
この3カ所が連動して開いていくことによって人間の生命力も高まっていくのです。
左右がそろい、全身がゆるみきったところで、
身体がだるく感じたり、やけに眠たかったりするんですね。
これが「春眠暁を覚えず」という、身体のお休みモードです。
春は体内にため込んだよけいなものを排泄する、整理・大掃除の時季なのです。
身体のバランスをうまくリセットできれば、
春~夏モードに入ったときに、
身体に備わっている本来の元気がうまく発揮されやすくなりますよ。
2月はリセット、スタートの時期。
毎回やっているヨガのポーズも一度リセットして
改めて見直してみるのもよいかと思います☆

肩甲骨とダイエット

肩甲骨を動かすだけで痩せるといわれている肩甲骨ダイエット。
肩甲骨まわりを動かすと体が温まって発熱します。
ヨガのレッスンでも肩まわしするだけで、なんだか体がポカポカしたことありませんか?
発熱するということは体がエネルギーを消費して代謝が上がるということです。
体にたまった脂肪を燃やして減らすことができます。
これが肩甲骨ダイエットと言われる仕組みなんです。
肩甲骨まわりには、「褐色脂肪細胞」といわれるものがたくさんあります。
私たちのお腹まわりについている、憎き脂肪は白色脂肪といわれていて、
この白色脂肪をエネルギーとして燃やすのが、褐色脂肪細胞なんです。
ちなみに赤ちゃんや冬眠する動物は、この褐色脂肪細胞をたくさん持っているそうです。
その理由は、寒さから身を守るためで、
つまり褐色脂肪細胞は、発熱して体温を高く保つ役割もあるんです。
ですが人間の場合、歳を重ねるに連れて褐色脂肪細胞が少なくなっていき、
褐色脂肪細胞の恩恵が薄れていきます。
今ある褐色脂肪細胞を刺激して活発にさせれば発熱し、
しかも褐色脂肪細胞が増えて体にたまった脂肪をさらに燃やしやすくなり、
太りにくい痩せやすい体になっていきます。
褐色脂肪細胞を刺激して働きを活発させるには
・肩甲骨まわりをストレッチする
・肩甲骨まわりを冷やす
という方法があります。
ヨガでもたくさん肩甲骨を動かしますし、
お家でも簡単に肩甲骨ストレッチできる方法をレッスンでお伝えしていきますね☆

自律神経は交換神経と副交感神経

自律神経は、交感神経と副交感神経があるということは
もう覚えていただけましたでしょうか?
交感神経→興奮する神経
副交感神経→リラックスする神経
座った姿勢で、
手のひらは上向きにすると、副交感神経を刺激するので
体は弛緩します。
下向きにしたときは、交感神経を刺激して体は緊張しています。
人から見ると、手のひらを下にして太ももに置いた座り方は、
あらたまったように見え、
手のひらを上向きに置くとリラックスした姿勢に見えますね。
シャバアサナのときも、手のひらは上向きですね。
リラックスの状態ですね。

「伸び」すること

下手くそな絵ですみません、笑。
 
「伸び」というシンプルな動き。
 
私がヨガのインストラクター養成で通っていた教室でのレッスンで、
「仰向けの伸び」をやっていて、この「伸び」気持ちいいな~と感じたんです。
 
ぐっーっと伸びて、一気に力を抜く。
そうすると、体の緊張がほぐれる感じ。
だから私はヨガ部のレッスンでもずっと取り入れてきました。
 
生徒さんを拝見してると、体がガチガチで力を抜くことができてない人が多かったからです。
今、勉強のために読んでる本に書いていました。
 
『「伸び」も胸椎11番の硬直をほぐし、強度を高めるのに有効です。
 
寝る前や起きたときに自然と出てくる「伸び」は、胸椎11番をほぐして入眠時にはリラックスを、
覚醒時には気合いを入れようとする自然の動きなのです。 』
 
11月は代謝を高め、身体の興奮を高めるために胸椎の11番の反応が強くなるのだとか。
 
この時期に胸椎11番に弾力をつければ、
寒さにもストレスにも力強く反応する体になるとのこと。
 
この「伸び」という動きはシンプルで単純な動きだけど、
しっかり身体に反応する動きだったのです。
 
改めて、学んできたヨガをさらに深めて、新しい学びも深めていきたいと思う今日この頃です。
 

冬の自律神経を整える5つの方法

寒さと多忙によるストレスで自律神経は交感神経ばかり高くなりがちです。
自律神経のバランスを整えるには、
意識的に副交感神経の働きを高めてあげることが大切です。
そのために、毎日の生活に取り入れたいのが、下記の5つの生活習慣です!
①体を温める
(お風呂でじんわり温まるとリラックスモードの副交感神経の働きが高まる)
②呼吸と姿を意識する(呼吸は自律神経の働きを高める)
③急に体を冷やさない
(急に体を冷やすと、交感神経が一気に緊張していまいます)
④やっぱりヨガ!
(ゆっくりとしたペースでできる運動をすると副交感神経が高まる)
⑤食事は規則正しくバランス良く
(ストレスを受けると活性酸素が増えるので、
抗酸化作用のあるビタミンA,C,Eやカテキン、ゴマのセサミンなど摂る)
忙しい季節こそ気持ちにゆとりをとるため、
ヨガをしていただきたいです☆

背骨は人体の大黒柱

背骨は人体の大黒柱です。
バックボーンといわれるように、人間の体を支えるものであり、
大切な箇所なのです。
背骨は26個から35個の脊椎と呼ばれる臼のような短い骨が重なり、
積み上げられて出来ています。
頚椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個、仙椎が5個、
尾椎が3~6個あります。
(ただし、仙椎と尾椎は椎骨が一本の柱のようにくっついているので、
仙椎を1個、尾椎を1~3個と数える事もあり、総数で26~35個となります。)
その一つ一つの脊椎の間には、椎間板という軟骨があり、
これがクッションの働きをしているのです。
軟骨は軟らかく弾力があるので、体を前後、
左右に曲げたり回したりすることができます。
背骨が大黒柱といわれるもう一つの理由は、
背骨の中には人間のすべての運動、
感覚をつかさどっている脊髄神経が通っていることにもあります。
そして、ホルモン、内臓の働きを行っている自律神経
(交換神経と副交感神経)が
その背骨の両脇に位置し、脊髄が背骨をパイプとして通っているのです。
このように背骨の中に重要な脊髄神経が集まっていることからも、
背骨が大黒柱といわれているのです。

11月の身体


寒さが増してきました。
この時期、身体は寒さに順応して骨盤が引き締まり、皮膚が縮んできます。

寒さによる首・肩の硬直、疲労の蓄積、暖房の使用による身体の乾燥で、
頭・眼・鼻・喉・皮膚などの神経系統や感覚器にも
異常が起こりやすくなります。

眼・鼻・喉などの粘膜の部分は潤いを保っておくことが大切です。

粘膜に潤いをもたせるため、水分補給が大事なのですが、
一気に飲むのではなく、一口ずつ口に含みながらチビチビと飲むのが
この季節の水分の摂り方です。

お茶やスポーツドリンクなどではなく水です。
コーヒーやアルコールは逆に身体を乾燥させてしまいますので、
お好きな方はその倍の量の水を飲む必要があります。

みそ汁、うどん、そば、なべもの、など
塩気のある温かい汁物をできれば毎食時に摂るように心がけてください。
そして、その後に水を飲むようにしてください。

汁物を摂った後に水を飲みますと、汁物が呼び水となって水の吸収性を
高めてくれます。
お風呂の中で水を飲むのもよいです。

乾燥は若さや美容にも大敵ですね!
うまく水分を補給しないと水分不足による影響で、
むくみ、頻尿、鼻水、関節の痛み、胃があれる、
皮膚のかゆみなどの症状が現れます。

乾燥する季節に上手に水分をとって、
体のみずみずしさを保ちましょう☆